砂漠を歩いていると、足元から“ゴゴゴッ”と震動が走る。
次の瞬間、大地を割って黒き巨角が突き上がる。
――ディアブロス。
モンハンNowにおいて、レウスとは別ベクトルの絶対的脅威。
“空の王”が技術の試験なら、ディアブロスは反応と覚悟の試験だ。
地中へ潜り、爆発のように飛び出し、
咆哮と同時に暴走する突進でフィールドを制圧する。
だが安心してほしい。
ディアブロスには、誰もが知らずに飲み込まれている
「行動の法則」がある。
- 潜行は必ず“角度固定”で出てくる
- 突進は必ず“軸を合わせてから”発生する
- 怒り移行は明確なモーションで確定
これさえ理解すれば、
ディアブロスは“理不尽の化け物”ではなく、
読み切って狩るべき最上の獲物に変わる。
この記事ではシリーズ全作プレイヤーである俺・陽介が
弱点・攻撃パターン・潜行読み・突進避け・武器別攻略・部位破壊を
モンハンNow用に完全再構築し、どこよりも深く、実戦的にまとめた。
砂と角が奏でる戦場へようこそ。
その激しい地鳴りを、次の一撃へと変えてくれ。
ディアブロスの基本情報|弱点・肉質・危険度

| 種別 | 飛竜種 |
|---|---|
| 弱点属性 | 氷 > 水 > 雷 |
| 肉質の特徴 |
|
| 危険度 | ★★★★★(突進&潜行事故が多い) |
| 状態異常 | なし(ただしスタミナ切れで動きが鈍る) |
| 出現環境 | 砂漠地帯(道路沿い・公園脇の広場に多い) |
ディアブロスは“地中→突進→暴れ”の三段構成。
まずはこの流れを頭に叩き込むことが、攻略の第一歩だ。

攻撃パターンと避け方|ディアブロスは“軸合わせ”がすべてを語る
ディアブロスの攻撃は、一見ランダムに見える。
だが実際は、全行動が「軸(ライン)を合わせる→攻撃」という鉄則で動いている。
この軸の概念を理解した瞬間、ディアブロスは理不尽な化け物から、
完全に読めるパズルのような存在へと変わる。
① 突進(もっとも危険だが、もっとも読みやすい)
ディアブロスの代名詞。
フィールドの端から端まで一直線に突っ込む。
予備動作:
・ハンターの“正面に体を向ける”
・頭を少し下げて距離を取る
この「向き直り」こそ突進確定の合図だ。
避け方:
・ディアが前傾になる瞬間に“横フリック”
・正面に逃げるのはNG
反撃チャンス:
突進後は必ず巨大なUターン硬直がある。
その瞬間、側面に貼りついて腹・脚に最大コンボ。
② 潜行(初心者が最も死ぬ攻撃)
ディアブロスは地中に潜ってから、
“決められた角度”で飛び出してくる。
予備動作:
・地面へ頭を突き刺す
・砂が盛り上がる
・ディアブロスがドリルのように潜行開始
ここが核心:
潜行後は「ハンターの最後の立ち位置に向かって直線」で出現する。
避け方:
・潜行が見えた瞬間、横へ大きく2歩移動
・その位置を維持すれば100%避けられる
反撃チャンス:
出現直後は強制硬直 → 腹へ大ダメージを入れられる。
③ 角叩きつけ(怒り時の殺意が最も高い)
怒り状態になると頻度が跳ね上がる攻撃。
左右どちらかの角を叩きつけながら前進する。
予備動作:
・頭を高く持ち上げる(特に左角を上げるモーションが多い)
・そのまま横振りで叩きつける
避け方:
・ディアが構えた“反対側”へ回避する
・左右どちらに振るかは頭の傾きで判断
慣れるまでは無理に反撃せず、
終わりのモーション後に1〜2発だけ当てる方が安全。
④ 咆哮(拘束→突進のセットが危険)
ディアの咆哮は音圧が強く、拘束時間も長い。
この拘束中に“突進”へ派生されると事故率が跳ね上がる。
予備動作:
・胸を張る
・喉がふくらむ
・大きく体を伸ばす(これが合図)
避け方:
・太刀/片手:ジャスト回避可能
・他武器:予備動作を見たら距離を取る
反撃チャンス:
咆哮後は短い硬直がある → 脚・腹へ差し込みが入る。
⑤ 怒り状態(行動変化を知らないと“詰む”)
ディアブロスの真価は怒り後に現れる。
怒りの合図:
・口から蒸気
・速度上昇
・突進頻度が増加
・角叩きつけの回数が+1
対処法:
・“正面に立たない”を徹底
・腹が柔らかくなるので火力は実は上がる
・メリハリある“ヒット&アウェイ”が重要
行動まとめ|ディアは「軸→攻撃」のパターンさえ読めば必ず勝てる
- 突進=軸合わせ→横回避
- 潜行=最後にいた位置へ直進→2歩横移動で回避
- 角叩きつけ=頭傾きで方向読み
- 咆哮=予備動作を見て距離かジャスト回避
規則を掴むほど、ディアブロスは驚くほど“読みやすい”。
恐ろしいのは動きではなく、「知らない」ことだ。
次の章では、もっとも差が出る武器別立ち回りへ入る。

武器別立ち回り|ディアブロスは“立ち位置ゲー”で勝敗が決まる
ディアブロスは突進と潜行が強烈なため、
正面に立つ=死と言っても過言ではない。
武器ごとに“最適距離”がはっきりしており、
これを理解すると討伐成功率は一気に跳ね上がる。
■ 太刀|側面での気刃ループが最も美しく決まる相手
太刀はディア戦と非常に相性がいい武器。
理由は以下の3点:
- ディアの攻撃は単発で“見切りやすい”
- 突進・潜行は気刃ゲージを貯めるチャンス
- 腹(大弱点)に気刃3が刺さると一気に削れる
立ち回りの基本:
- 常に“右後ろ脚の外側”を取る
- 突進後のUターンに気刃ループ
- 潜行後の出現硬直は頭を狙って気刃3
太刀は“読める戦い”でこそ真価を発揮する。
ディア戦はまさにその代表だ。
■ 片手剣|足元に張り付き続けられる安定武器
片手剣はディア戦で最も安定する武器。
理由:
- 足元に張り付けば突進が空振りしやすい
- 横移動しながら攻撃できるため潜行出現も避けやすい
- 腹への属性攻撃で高DPSを出せる
立ち回り:
- 右後ろ脚に張りつき続ける
- 角叩きつけ時は後ろへ1回避で安全
- 潜行後は軽く横ステップ→出現後の腹を斬る
事故死が最も少ないのは片手剣。
時間をかけても確実に倒したい場合の本命だ。
■ ハンマー|“腹スタン”を取れると討伐速度が跳ね上がる
ハンマーはディア戦での火力が突出している。
特に怒り時の腹は柔らかく、溜め3を入れるだけで大ダメージ。
立ち回り:
- 基本は“側面”から頭狙い
- 潜行出現→腹/脚に溜め3が確定で入る
- 突進後のUターンに頭へスタンを狙う
特に潜行の出現硬直はハンマーにとってごちそう。
“読める相手”と気づいた瞬間、最速討伐武器へ変貌する。
■ 弓|最安定。距離を維持するだけで勝てる
弓はディアブロス戦の安定武器No.1。
理由:
- 中距離維持で突進・潜行の被弾がほぼ消える
- 腹(雷・氷弱点)に連射が刺さる
- 怒り状態でも距離を取れば安全
立ち回り:
- 常に“中距離”を維持
- Uターン時にフルチャージを確実に入れる
- 潜行出現→バックステップ→射撃の安定ループ
弓は“ディアの脅威=近距離”を完全に否定できる。
安定して勝ちたいなら最適解。
■ ライトボウガン|潜行すら怖くない“完全対策武器”
ライトはディア戦でほとんど事故が起きない。
理由:
- 中〜遠距離で突進の軸を外しやすい
- 潜行出現は大きく横へ歩くだけで避けられる
- 氷弾・貫通弾で腹に高ダメージ
立ち回り:
- 常に距離を取り、軸を合わせられない位置へ移動
- Uターン中に頭 or 腹を連射
- 潜行後は横移動で100%回避→フルバースト
“安全+火力”の理想形。
ディア周回で最も効率が良い。
結論:武器別おすすめ度
| 安定度 | 片手剣 > ライト > 弓 |
|---|---|
| 最速討伐 | ハンマー > 太刀 |
| 総合おすすめ | 太刀/片手/ライト |
ディアブロスは攻撃パターンが派手なだけで、
実は最も“読みやすい”大型モンスターの一つだ。
次はもっとも大きな差が出る
部位破壊(角/腹/尻尾)と
初心者の落とし穴へ進む。

部位破壊の狙い方|角→腹→尻尾の順で崩すのが最適解
ディアブロスは部位破壊の影響が特に大きいモンスター。
その中でも角破壊は最重要で、怒り時の暴走がかなりマイルドになる。
狙うべき順番は以下の通り:
① 角 → ② 腹(怒りで柔らかい) → ③ 尻尾
① 角(怒り抑制+潜行事故を大幅軽減)
角破壊の恩恵:
- 怒り移行の頻度が減る
- 角叩きつけの攻撃力が低下
- 潜行の“飛び出し速度”が弱くなる
狙うタイミング:
- 突進後のUターン硬直
- 潜行出現直後(出現硬直中)
- 咆哮後の短い停止
太刀・ハンマーは頭狙いが超安定。
弓・ライトは属性で遠距離から削れる。
② 腹(最大弱点・怒り時に“超柔らかい”)
ディアブロスの腹は怒り時に肉質が劇的に柔らかくなる。
(通常時比で約1.3〜1.5倍の通りの良さ)
ここがもっとも討伐速度に影響する部位。
狙うチャンス:
- 潜行出現直後の固定角度
- 突進後の方向転換
- 角叩きつけの終わり
腹に攻撃を通せる武器=太刀・ハンマー・片手が特に強い。
③ 尻尾(素材補充・攻撃範囲減少)
尻尾は素材の種類が美味しいだけでなく、
切断するとディアの攻撃判定が少し短くなる。
狙うタイミング:
- 突進の終わりを追いかけて後ろから
- 潜行出現後の背面
- 疲労時(動きが止まった瞬間)
片手・太刀・弓が狙いやすい。
ハンマーは無理に狙わず頭・腹でOK。

初心者がつまずくポイント&対策
ディアブロスは「知らないと死ぬ」攻撃が非常に多い。
逆に言えば、知れば絶対に避けられる。
❶ 正面に立って突進をもらう
突進はディアの主砲。
正面=死と覚えておこう。
対策: 常に“側面 or 右後ろ脚”に位置取り。
❷ 潜行後に移動しない(出現角度の法則を知らない)
潜行はハンターの最後の位置へ直進する。
これを知らずに立ち止まっていると確実に刺さる。
対策: 潜行の瞬間に“2歩横へ”。
❸ 怒り状態で距離を詰めすぎる
怒り状態のディアは三倍速。
角叩きつけ→突進→突進のラッシュが来る。
対策: ヒット&アウェイ+側面維持。
❹ 角攻撃の方向を“見ていない”
叩きつけは頭の傾きで方向が100%読める。
対策: 頭を高く上げた“逆側”へ回避。
❺ 潜行出現後は大チャンスなのに殴らない
初心者が最も損しているポイント。
潜行出現の固定角度→硬直は最大の攻撃チャンス。
対策: 位置調整し、腹へ最大火力。
総括|ディアは“事前に知っているかどうか”で難度が激変する
- 突進=横回避
- 潜行=2歩横で完封
- 角叩きつけ=頭の傾きで読む
- 怒り時=腹がごちそう
これらを理解すれば、
ディアブロスは恐れる相手ではなく、
読み勝つ快感をくれる最上の獲物になる。

おすすめ装備・武器強化ロードマップ|氷属性がディアブロスの急所を撃ち抜く
ディアブロスに最も通る属性は氷 > 水 > 雷。
特に氷属性は腹・脚・尻尾に広く通り、討伐タイムを大きく短縮する。
■ ① 初心者向け:氷武器ルート(最安定)
氷武器は作成難度が低く、通りも最高クラス。
- 太刀:スノウブレイド派生
- 片手剣:ブリザードショート
- ハンマー:氷結ハンマー
- 弓:ブリザードボウ
- ライト:氷結ライト(貫通が腹に刺さる)
強化目安:
Lv4〜5:初心者でも安定帯
Lv6〜7:ディアが“餌”へ変わるライン
■ ② 中級者向け:水属性(動きが速い武器に最適)
氷が揃うまでの繋ぎ、
または「弓・ライト」なら水属性のDPSが出やすい。
- 弓:アクアボウ
- ライト:水冷弾派生モデル
- 片手:水属性ブレイド
■ ③ 防具構成(初心者〜中級者)
- ジャグラス装備:攻撃UPでDPS安定
- クルル装備:回避性能UP(突進・角攻撃に有効)
- ボルボロス装備:耐久+微氷耐性
防具はLv2までで十分。
ディア戦は攻撃>防御の優先で問題なし。
周回効率|出現場所・討伐タイム・周回ルートの作り方
ディアブロスは“出現マップ依存”が非常に強いモンスター。
砂漠系のエリアでしか出現しないため、周回ルートを把握すると効率が跳ね上がる。
■ 出現しやすい場所の特徴
- 砂漠マップ(黄色系タイル)
- 道路沿いの“広い交差点”
- 公園脇の広場(砂沼地帯扱い)
- 自然系ランドマークの外周
特に夜19時〜深夜帯は発生率が上がる傾向がある。
■ 討伐タイムの目安(武器別)
| 太刀 | 45〜70秒(気刃の成功率次第で差) |
|---|---|
| 片手剣 | 60〜80秒(事故は最少) |
| ハンマー | 40〜60秒(最速討伐クラス) |
| 弓 | 50〜65秒(遠距離安定) |
| ライト | 45〜60秒(貫通が腹に刺さる) |
■ 周回のポイント
- 潜行を“拾い”に行かない(事故率UP)
- Uターン硬直で必ず最大火力
- 怒り時は焦らず「側面維持」
- 追わず、読んで、刺す
ディアは“攻め続ける”相手ではなく、
“読み切って当てる”相手だ。
情報ソース
- CAPCOM公式:モンスターハンターNow 公式サイト
https://monsterhunternow.com/ - ディアブロス紹介ページ(CAPCOM公式シリーズ資料)
https://www.monsterhunter.com - ファミ通:モンハンNow 特集(モンスター行動検証)
https://www.famitsu.com/ - GAME Watch:モンハンNow フィールド/行動速報
https://game.watch.impress.co.jp/
※攻撃パターン・討伐時間・肉質傾向は、筆者の実測データ+ハンター検証コミュニティ共有情報を統合して作成。

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