この記事でわかること
- モンハンを「続けられる人」と「離れる人」を分ける本当の違い
- モチベーションを“保とう”として、逆に折れるメカニズム
- 無理なく自然に狩りを続けるための、距離感の作り方
モンハンって、不思議なゲームだと思う。
同じ作品を、
何千時間も狩り続ける人がいる。
一方で、
同じように始めたはずなのに、
ある日ふっとログインしなくなって、そのまま静かに消えていく人もいる。
最初は、腕前の差だと思っていた。
知識量の差とか、装備の差とか、時間の差とか。
でも、見てきた範囲だと違う。
むしろ逆で、ちゃんと狩りを考えている人ほど、ある地点で一度しんどくなる。
自分も何度かあった。
装備も揃ってきて、動きも分かってきて、勝てるようにもなっているのに、
起動前に「今日、これをやる余裕あるかな」って気持ちが先に立つ夜。
そこで気づいた。
何人ものハンターを見てきて、
自分自身も迷いながら続けてきて、
ひとつだけ、確信したことがある。
続けられる人は、モチベーションを「維持」していない。
燃やし続けてるんじゃない。
盛り上げ続けてるわけでもない。
守っているのは、
狩りとの距離感だ。
近づきすぎない。
でも、完全には閉じない。
「好き」を保てる位置に、自分を置き直している。
この距離感が作れるかどうかで、
狩りは「続く遊び」にも「削れる義務」にも変わる。
モチベーションは、保とうとした瞬間に壊れ始める

これは、かなり多くの人が一度は踏む勘違いだと思っている。
「そろそろ、ちゃんとやらなきゃ」
「モチベを維持しないと、また離れそう」
この発想が出てきた時点で、
狩りはもう、少し重くなっている。
一度、立ち止まって思い出してほしい。
最初にモンハンを始めた頃、
モチベーションなんて言葉を、頭に浮かべていただろうか。
たぶん、使っていない。
ただ狩りたかった。
ただ、次のモンスターを見たかった。
気づいたら、時間が溶けていただけだ。
あの頃にあったのは、
「維持すべき気持ち」じゃなくて、
自然に手が伸びる距離だった。
ここが一番、大事なところだと思っている。
モチベーションは、目的じゃない。
結果として、あとから残るものだ。
「保たなきゃ」と意識した瞬間、
狩りは遊びじゃなく、管理対象になる。
今日はやる気があるか。
今日は効率よく回れているか。
昨日より成長しているか。
こうやって自分を測り始めると、
狩りは少しずつ義務に近づく。
俺も何度かあった。
やる気がある日しか起動しない、というルールを無意識に作って、
結果的に「やる気がない日」が増えていった時期。
不思議だけど、
モチベーションを守ろうとすると、
一番最初に削れるのは、気軽さだ。
だから、発想を逆にする。
やる気を出そうとしない。
盛り上げようとしない。
「今日は触れる距離にいるかどうか」
それだけを見る。
触れそうなら、少し触る。
重いなら、閉じる。
それを繰り返している人のほうが、
結果的に長く狩り場に立っている。
続けられる人は、
「やる気があるから狩る」んじゃない。
狩っても削れない距離に、自分を置いているだけだ。
モチベーションは、守るものじゃない。
距離を間違えなければ、
勝手に、あとからついてくる。

続けられる人が、無意識に守っているたった一つのこと
それは、才能でも根性でもない。
距離感だ。
近づきすぎない。
でも、遠ざかりすぎない。
生活の全部にしない。
優先順位の一番上にも置かない。
けれど、
「もう関係ないもの」として切り捨てることもしない。
この距離を保てている人は、
実はモチベーションの波に、あまり振り回されていない。
なぜかというと、
狩りを張り付いて続ける対象にしていないからだ。
俺自身、続かなかった時期を振り返ると、
だいたいどこかで距離を詰めすぎていた。
毎日やらなきゃ。
遅れたくない。
今やらないと意味がない。
そう思い始めた瞬間から、
狩りは「戻れる場所」じゃなく、
離れると不安になる場所に変わっていた。
続いている時期は、その逆だった。
やらない日があってもいい。
しばらく触らない週があってもいい。
でも、
「またやりたくなったら、いつでも戻れる」
その感覚だけは、ちゃんと残していた。
だから、モンハンを――
人生の中心には置かない。
でも、人生から消える場所にも置かない。
続けられる人は、
モンハンを「依存先」にしていない。
代わりに、
呼吸を整えに戻れる場所として扱っている。
疲れたら離れる。
余白ができたら、少し近づく。
その繰り返しが、
結果的に、いちばん長く狩りと付き合える形になる。
続けるために必要なのは、
気合じゃない。
ちょうどいい距離を、壊さないことだ。

① 目的を「大きくしない」
不思議だけど、
モンハンをやめやすい人ほど、
最初に掲げる目的がやたらと大きい。
- 最強装備を完成させる
- 全コンテンツを制覇する
- 誰よりも上手くなる
これ、気持ちはよく分かる。
俺自身、何度もここを通ってきた。
目標が大きいと、
スタートの瞬間は、ものすごく燃える。
「今回はちゃんとやるぞ」
「中途半端で終わらせない」
でも、その火は強すぎる。
強すぎる火は、
長くは持たない。
少し忙しくなっただけで。
一日触れなかっただけで。
進捗が止まっただけで。
「もういいか」という気持ちが、
一気に顔を出す。
続けられる人は、
ここで真逆のことをしている。
目的を、最初から小さく刻む。
- 今日は一頭狩れたら十分
- 久しぶりにこの武器を触ってみる
- フレンドのクエストを一つ手伝う
- 景色のいい場所で、少し立ち止まる
どれも、達成したところで
ゲームが進むわけじゃない。
でも、
ちゃんと満足は残る。
この「小さな満足」が積み重なると、
狩りはいつの間にか、
「やらなきゃ」じゃなく「また触りたい」に変わる。
俺が長く続いた時期を振り返っても、
思い出すのは、装備完成の瞬間じゃない。
「今日はここでやめて、悪くなかったな」
その感覚が残った夜だ。
目的を大きく掲げない。
その代わり、今日の満足を、ちゃんと拾う。
それができる人ほど、
結果的に、いちばん長く狩り場に残っている。
続けるために必要なのは、
壮大な目標じゃない。
今日を気持ちよく終われる、小さな目的だ。

② 効率を、主役にしない
効率は、確かに強い。
周回は速くなる。
素材は集まる。
装備も、理論上はどんどん洗練されていく。
俺自身、
効率を突き詰めていた時期がある。
最短ルート。
最適行動。
無駄のない立ち回り。
結果は出る。
数字も伸びる。
達成感も、最初はちゃんとある。
でも――
効率が主役に立った瞬間、
狩りは少しずつ乾いていく。
ミスが許せなくなる。
遠回りがストレスになる。
想定外が「邪魔」に見え始める。
本当は遊びのはずなのに、
気づいたら、
狩りが処理みたいな顔をしている。
特にマルチでは顕著だ。
誰かの被弾が気になる。
立ち回りのズレに、心が削れる。
「早く終わらせたい」
その気持ちが先に立つと、
同じ時間を共有しているはずなのに、
不思議と孤独になる。
狩りは、数字の勝負じゃない。
一緒に挑んだ時間そのものが、価値だ。
続けられる人は、
効率そのものを否定しない。
最適解も知っているし、
詰める面白さも分かっている。
ただし――
効率を、主役の席に座らせない。
遊びが前。
気持ちが前。
今の余白が前。
効率は、
あくまでスパイスだ。
余裕がある日に、少し振りかけるもの。
楽しい流れを、壊さない範囲で使うもの。
俺が長く続いた時期を振り返ると、
共通しているのはこれだった。
「今日は効率悪かったけど、悪くなかったな」
この感想が残る日は、
不思議と、次の日もまた起動している。
効率を最優先にした日は、
達成感があっても、
次の日に触りたくならない。
だから、順番を間違えない。
遊びが主役。
効率は脇役。
この距離感を守れている人ほど、
狩りは静かに、長く続いていく。

③ 比較を、途中で切れる
比較は、ほんとうに静かに心を削る。
上手い人のプレイ動画。
フレンドの装備更新。
野良で当たる、やたらと洗練された動き。
どれも悪気はない。
ただ、視界に入っただけだ。
それなのに、
気づかないうちに、
狩りは「評価される場」に姿を変える。
「自分、遅いな」
「火力、全然出てないな」
「迷惑かけてないかな」
こういう思考が混じり始めると、
集中力は一気に削られる。
俺も何度もあった。
一狩り終えたあと、
討伐できたはずなのに、
なぜか気持ちだけが沈んでいる夜。
あれは失敗したからじゃない。
被弾が多かったからでもない。
「比べてしまった」
それだけで、十分に疲れていた
んだと思う。
続けられる人は、
この段階で一線を引く。
完璧に比較を断ち切るわけじゃない。
情報を全部遮断するわけでもない。
「ここから先は、今の自分には要らない」
そうやって、途中で切る。
- 自分のペースでいい
- 今日は、この一狩りで十分
- 比べるなら、昨日の自分だけ
この線を引けるかどうかで、
狩りの重さはまったく変わる。
比較が続くと、
狩りは「楽しむもの」じゃなく、
「測られるもの」になる。
逆に、
比較を途中でやめられた瞬間、
視界が少しだけ広がる。
被弾しても、
「まあ、久しぶりだしな」で済む。
火力が出なくても、
「今日は感触を思い出す日だ」で終われる。
比較をやめるだけで、
狩りは驚くほど、呼吸を取り戻す。
上手くなることを、
今すぐ手放す必要はない。
ただ、
今の自分を削る比較だけは、
その場で切っていい。
それができる人ほど、
狩りと長く、静かに付き合っていける。

④ 「感じる狩り」に戻れる
モンハンの記憶って、
討伐数やクリアタイムだけじゃない。
むしろ、
長く残っているのは、
数値にできない感覚のほうだ。
- 拠点に戻ったときの、あの空気
- フィールドに足を踏み入れた瞬間の音
- 武器を構えたときの、わずかな重さ
- 仲間がどこに立っているか、視界の端で分かる感覚
効率や正解ばかりを追っていると、
こういうものは、簡単に見えなくなる。
次の行動。
最適な立ち回り。
火力の出し方。
それ自体は悪くない。
でも、それだけになると、
狩りは「処理」に近づいていく。
俺も一度、
討伐できているはずなのに、
何も残らない時期があった。
終わったあと、
「早かったな」以外、
何も言葉が出てこない。
あの感じは、
たぶん、感じる前に終わっていたんだと思う。
続けられる人は、
どこかで立ち止まって、
狩りを「体験」に戻している。
風の音に気づく。
足場の感触を確かめる。
仲間の動きを、少しだけ見る。
そうやって、
勝ち負けの外側にある感覚
に、意識を戻す。
それができる距離にいれば、
狩りは、無理に続けなくても続く。
「やらなきゃ」じゃなく、
「もう少し、ここにいたい」
その気持ちが残るからだ。
続けられる人は、
狩りを「作業」から、
もう一度「体験」に戻せている。
それは、
上手さでも、根性でもない。
狩りとの距離を、
ちゃんと感じられる位置に戻した
というだけの話だ。

距離感は「気分」じゃなく「設計」で守れる
モチベーションって、
天気にかなり近いものだと思っている。
晴れる日もあれば、
理由もなく曇る日もある。
こっちの都合で、
「今日は晴れにしよう」とはできない。
だからこそ、
やる気を出す方向で踏ん張ろうとすると、だいたい詰む。
自分も何度かやった。
「今日は気合を入れてやろう」
「ここで立て直さないと」
そう思った日に限って、狩りがやたら重くなる。
続けられる人がやっているのは、
気分を上げる努力じゃない。
気分が低い日でも、
削れずに触れられる形を、先に用意している。
いわば、
モチベーション管理じゃなく、
距離感の設計だ。
たとえば――
仕事終わりの夜に、
がっつり難関クエストへ行ったら、心が折れる。
睡眠不足のまま周回したら、狩りが「タスク」に変わる。
イライラしている日に野良へ出たら、空気だけで消耗する。
これ、
よくある話だと思う。
でも原因は、
腕前でも、集中力でもない。
その日の自分に対して、
狩りとの距離が近すぎただけ
だ。
余裕がない日に、
余裕がある前提の遊び方をすると、
狩りは一気に重くなる。
逆に言えば、
一番しんどい日でも触れる形にまで軽くしておけば、
モチベーションは問題にならない。
続けるためのコツは、意外と単純だ。
「一番しんどい日に合わせて、狩りを設計する」。
元気な日は、何もしなくても勝手に狩れる。
本当に考えるべきなのは、余裕がない日のほう。
自分が折れた復帰や、
続かなかった時期を振り返ると、
だいたいこの設計が甘かった。
「今日はこのくらいでいい」
「無理なら、起動しなくていい」
その逃げ道を、先に作っていなかった。
だから、
気分が落ちた瞬間に、
狩りごと距離を断ち切ってしまう。
距離感は、
気合や根性で守るものじゃない。
削れない前提で、
あらかじめ組んでおくもの
だ。
ここから先は、
余裕がない日でも折れないために、
実際にどう設計しておくと楽になるか。
その「具体例」を、
少しずつ置いていく。

モチベが落ちた日の「3段階プロトコル」
「今日、やる気が出ない」
この感覚は、誰にでも来る。
長く狩りを続けている人ほど、
むしろ、この日を何度も経験している。
ここで必要なのは、
自分を奮い立たせる言葉でも、
無理やりテンションを上げる工夫でもない。
必要なのは、感情に左右されない手順だ。
気分が落ちた日に、
「どう感じるか」で動こうとすると、
ほぼ確実に狩りは重くなる。
だから、あらかじめ決めておく。
モチベがない日は、
この順番でしか触らない
という型を。
おすすめなのが、
狩りを3段階に分けて考えるやり方だ。
STEP1:起動だけ(狩りに出なくていい)
まずは、起動しただけで合格にする。
クエストに出なくていい。
武器を担がなくてもいい。
拠点に立って、BGMを聞く。
装備をぼんやり眺める。
アイテムポーチを少し整える。
重ね着を変える。
なんなら、スクショを一枚撮るだけでもいい。
この段階で、
「やっぱ今日は違うな」と思ったら、
迷わず落としていい。
実際、
自分もこのSTEP1で終わる日が一番多い。
でも不思議と、
この“起動だけの日”があるから、
完全に切れずに戻れている。
「狩りに出ない日」を、失敗扱いしない。
これができるだけで、
モンハンは一気に義務から遠ざかる。
STEP2:軽い一狩り(危険度を下げる)
起動してみて、
「少しなら動けそうだな」と感じたら、
次の段階へ進む。
ただし、
ここで欲張らないのが重要だ。
選ぶのは、
難関でも、効率でもなく、
軽い一狩り。
- 素材効率より、「触って気持ちいい相手」
- 制限時間や失敗条件が気になるクエは避ける
- 初見・高難度・連戦はしない
この段階の目的は、
勝つことでも、進めることでもない。
削れずに終わること
だ。
被弾してもいい。
時間がかかってもいい。
「今日は調子が悪いな」
それを確認できただけでも、十分意味がある。
モチベが落ちている日に、
難関へ挑んで折れるのは、
腕の問題じゃない。
距離設定のミス
だ。
だからこのSTEPでは、
危険度を意図的に下げる。
STEP3:終わり方を先に決める(ここが本体)
最後に、一番大事なところ。
モチベが落ちた日の本体は、
「どれだけやるか」じゃない。
「どう終わるか」
だ。
狩りが重くなる原因の多くは、
始め方じゃなく、
終わり方が雑だった日にある。
だから、始める前に決めておく。
- 今日は1クエで終わる
- 1乙したら終わる
- 疲れを感じた瞬間、キャンプに戻って終わる
この線引きがあるだけで、
狩りの重さは驚くほど変わる。
「まだできるけど、ここで終わる」
この判断ができた日は、
だいたい後味がいい。
後味がいいと、
次の日の自分がこう思える。
「昨日、悪くなかったな」
「また触ってもいいかも」
モチベが落ちた日ほど、勝ち負けより「綺麗に終わる」が大事。
終わり方が綺麗だと、
次の日に「また触れる余白」が残る。
この3段階は、
気分が落ちた日専用の安全装置だ。
全部やらなくていい。
STEP1で止めてもいい。
大事なのは、
モチベが低い日でも、
狩りとの関係を壊さないこと
だ。
続けられる人は、
元気な日の立ち回りが上手いんじゃない。
余裕がない日の扱い方が、うまい。
このプロトコルは、
そのための、ただの型だ。
でも、この型があるだけで、
狩りはずっと軽く、長く続いていく。

燃え尽きの前兆は、だいたい「身体」に出る
狩りがしんどくなるとき、
最初に壊れるのは気持ちじゃない。
身体の反応が、先に変わる。
これは経験上、かなりはっきりしている。
「まだ好きなはず」
「嫌いになったわけじゃない」
そう頭では思っていても、
身体のほうは、もう正直だ。
- 起動しようとすると、胸の奥が少し重くなる
- クエストを貼るまでに、やたらと時間がかかる
- 一戦終わった瞬間、達成感より先に疲労が押し寄せる
- 乙ったとき、笑って流せず空気が張りつく
- 終わったあとに「もう一回」が自然に出てこない
これ、どれか一つでも出ていたら、
かなり分かりやすいサインだ。
大事なのは、
ここで「気合を入れ直そう」としないこと。
この状態は、
「頑張れば戻る日」じゃない。
距離を戻さないと、
確実に悪化する日
だ。
ここで無理をすると、
狩りの記憶が少しずつ塗り替えられる。
楽しかったはずの音。
安心していた拠点。
何度も通ったフィールド。
それらが、
「気持ちが重くなる引き金」になっていく。
これが一番、もったいない。
腕が落ちたわけでもない。
才能が枯れたわけでもない。
ただ、
距離を詰めすぎただけなのに、
嫌いになったような錯覚が残ってしまう。
しんどい日は、上達日じゃない。
勝つ日でも、詰める日でもない。
「嫌いにならないための日」だと思っていい。
この前兆に気づける人は、
実はかなり健全だ。
身体が出しているサインを、
ちゃんと感じ取れている。
もし今、
どれかに心当たりがあるなら。
この先の話は、
きっと役に立つ。
狩りを立て直す前に、
まず距離を戻す。
それができた人から、
また自然に、狩りへ戻っていく。

「モチベを上げる」じゃなく「摩擦を減らす」
狩りが続かないとき、
多くの人は「やる気が足りない」と考える。
でも、長く見てきて思うのは、
問題はそこじゃない。
本当に削っているのは、
やる気じゃなく、摩擦だ。
摩擦っていうのは、
狩りに入るまでに発生する、ほんの小さな引っかかり。
一つひとつは大したことがない。
でも、積み重なると、確実に足を止める。
- 装備を決めきれず、準備の時点で疲れる
- 何をするか迷っているうちに、そっとログアウトする
- 「ちゃんとやらなきゃ」が先に立って、呼吸が浅くなる
- 情報を追いすぎて、頭が飽和する
これ、どれも「やる気不足」じゃない。
入る前に、すでに削られている
だけだ。
俺自身、
モチベが落ちた時期を振り返ると、
必ずこの摩擦が増えていた。
準備が重い。
選択肢が多すぎる。
一歩目がやたら遠い。
だから逆に考える。
モチベを上げようとしない。
摩擦を減らす。
摩擦が減れば、
やる気が低い日でも、
不思議と手は動く。
そのために効くのが、
「固定の入口」を作ることだ。
摩擦を減らす「固定の入口」例
- 装備は「一軍セット」を1つだけ決めて、迷う時間をゼロにする
- クエストは「軽く触れる相手」を1体決め、毎回そこから入る
- 最初の5分は「拠点で整えるだけ」にして、狩りに出ない日も許す
- マルチに行く日は「この人とだけ」と決め、空気の摩擦を減らす
ポイントは、
考えなくても始まる形を用意することだ。
続けられる人は、
テンションを上げるのが上手いんじゃない。
入口を、異様に軽くしている
だけだ。
気分が上がったから狩るんじゃない。
狩りに入るまでの抵抗が小さいから、
気分が上がる前に、もう触っている。
この順番が逆転すると、
狩りは一気に続きやすくなる。
やる気は、作るものじゃない。
摩擦が消えた先に、自然と残るものだ。

「情報ダイエット」を入れると、狩りは息を吹き返す
狩りが続かなくなる時期を振り返ると、
だいたい共通点がある。
情報が多すぎる。
最新装備。
最速周回。
テンプレ構成。
〇〇最強ランキング。
どれも間違っていない。
知っておけば、確かに楽になる。
でも、余裕がないときに浴びると、
狩りは一瞬で「評価される場所」に変わる。
「その装備、もう古いな」
「立ち回り、最適じゃないな」
「まだ詰められる余地あるな」
誰かに言われたわけでもないのに、
自分の中で、勝手に点数をつけ始める。
俺も何度もあった。
勝てているのに、
討伐できているのに、
なぜか終わったあとに疲労だけが残る夜。
あれは、
狩りが重かったんじゃない。
情報を背負いすぎていただけだった。
だから、一度だけでいい。
ぜひやってみてほしい。
情報ダイエットだ。
- 一週間だけ、攻略動画や最適装備記事を見ない
- 一週間だけ、「今の装備」で遊ぶと決める
- 一週間だけ、タイムや効率を振り返らない
この一週間で起きるのは、
上達でも、進捗でもない。
呼吸が戻る。
次の行動を考える前に、
目の前の動きに集中できる。
被弾しても、すぐ立て直せる。
「あ、狩りってこういう感触だったな」
この一言が、
頭じゃなく、身体から出てきたら勝ちだ。
続けられる人は、
情報を遮断しているわけじゃない。
情報を、必要な距離まで引いている
だけだ。
余裕がある日は、取りにいけばいい。
詰めたい日は、深掘りすればいい。
でも、しんどい時期にまで、
全部を抱え込まなくていい。
情報は、武器にもなるし、刃にもなる。
余裕がないときは、武器じゃなく刃として刺さる。
だから一度、置いていい。
狩りは、軽くなってからでも遅くない。
情報を減らすと、
不思議なくらい、
狩りの音や、間合い、呼吸が戻ってくる。
それは、腕が落ちたからじゃない。
本来の位置に、感覚が戻っただけだ。

続けられる人は「週単位」で狩りを見ている
モンハンが急に重くなる瞬間って、
だいたいここから始まる。
「今日はやったか」
「今日も触れなかったな」
毎日やる/やらない、で区切り始めた瞬間、
狩りは少しずつ義務の顔を持ち始める。
俺も何度もやった。
忙しい日が続いて、
数日ログインしなかっただけで、
なぜか「置いていかれた気分」になる。
その感覚が出た時点で、
もう距離が近すぎた。
続けられる人が見ているスケールは、
一日じゃない。
一週間
だ。
おすすめは、
狩りを「週単位の流れ」として捉えること。
たとえば、こんな感覚。
- 平日は触れない日があって当たり前
- 週末に一狩りできたら、それで合格
- 今週は「装備いじりだけの週」でもOK
- 今週は一切触らない週があっても、失敗じゃない
こうして見ると、
「今日できなかった」が、
ほとんど問題じゃなくなる。
続いている人って、
毎日ログインしているように見えることがある。
でも実際は、
やらない日を、ちゃんと予定に含めている
人が多い。
今日はやらない日。
今週は軽め。
今は触れない週。
この余白を最初から許しているから、
狩りが「抜けると焦るもの」にならない。
逆に、
毎日を基準にすると、
一日空いただけで罪悪感が生まれる。
その罪悪感が、
次の起動を、どんどん重くする。
続けるコツは、回数じゃない。
週のどこかで一回、
「今日は悪くなかったな」で終われたら、それで勝ちだ。
狩りを、
毎日のタスクにしない。
「週のどこかで戻れる場所」
にしておく。
それだけで、
モンハンは驚くほど軽くなる。
続けている人は、
気合で毎日やっているわけじゃない。
やらない日を含めた設計
で、静かに残っているだけだ。

それでも折れそうなときの「最後の安全ロープ」
どれだけ距離を調整しても、
どれだけ丁寧に設計しても、
どうしてもしんどい日は来る。
理由ははっきりしない。
疲れているのかもしれないし、
気力を別のことで使い切っただけかもしれない。
そういう日は、
「どうやって狩りを続けるか」を考えなくていい。
切り替えるべきは、ここだ。
続けるための行動じゃなく、
嫌いにならないための行動
この判断ができるかどうかで、
狩りとの関係は大きく変わる。
- 起動して拠点に立ったら、そのまま落とす
- 装備を一つだけ整えて終わる
- 景色のいい場所でスクショを一枚撮って閉じる
- 救難に行かず、ソロで少し歩いて終わる
これ、どれも狩りとしては未完成だ。
でも、
関係としては、ちゃんと繋がっている。
以前の自分は、
こういう日を「逃げ」だと思っていた。
せっかく起動したなら狩らなきゃ。
一狩りも行かないなら意味がない。
そうやって無理に出て、
被弾して、焦って、
終わったあとにどっと疲れる。
結果、
次に起動するまでの間隔が、
どんどん空いていった。
後になって分かった。
あれは根性不足じゃない。
閉じ方を間違えていただけだった。
しんどい日に無理をすると、
狩りの記憶が「楽しい」じゃなく
「消耗した」に上書きされる。
逆に、
気持ちよく閉じられた日は、
数日後、ふっと戻れる。
理由は分からないけど、
「あ、今日はいけるかも」
そんな夜が来る。
続けるために必要なのは、
いつでも全力で狩れることじゃない。
いつでも、
嫌いにならない形で終われること。
これが、
どうしても折れそうなときの、
最後の安全ロープだ。
掴んでいい。
何度でも使っていい。
それを用意できている人だけが、
狩りと長く、静かに付き合っていける。

まとめ:モチベじゃなく、距離を守る
ここまで読んでくれたなら、
もう気づいていると思う。
モンハンのモチベーション維持は、
気合や根性の話じゃない。
どれだけ盛り上がれるか、じゃなく。
どれだけ削れずにいられるか。
つまり、勝負どころはいつも
距離感だ。
- 目的を、背伸びしない大きさにする
- 効率を便利な道具として扱い、主役にしない
- 比較が始まったら、途中で切る
- 勝ち負けより、「感じる狩り」に戻る
- 入口の摩擦を減らして、触りやすくする
- 情報を減らして、呼吸を取り戻す
- 毎日じゃなく、週のどこかに「戻れる」を置く
どれも派手じゃない。
上達論として見れば、遠回りにも見える。
でも、
長く続いている人たちは、
だいたいこういう地味な設計を、
無意識のうちにやっている。
俺自身も、
燃えた時期より、
距離を整えられた時期のほうが、
結果的に長く狩り場に立っていた。
だから、最後にもう一度だけ、
これを置いておく。
続けるって、
毎日ログインすることでも、
ずっと熱を保つことでもない。
戻りたくなったときに、
「戻っても大丈夫な距離」にいること。
それだけ守れていれば、
狩りは、勝手にあなたのそばに残る。
今は離れていてもいい。
触れない週があってもいい。
でも、
切らなくていい。
距離さえ壊さなければ、
モンハンはいつでも、
途中から続けられる。
それを知っている人が、
一番、長く狩りを楽しんでいる。

無理に続けなくていい。でも、切らなくていい
毎日ログインしなくていい。
イベントを追わなくていい。
環境の変化に、必死で食らいつかなくていい。
続けるって、
「常に触り続けること」じゃない。
俺は一度、
「続けられないなら、もうやめたほうがいい」
と、自分に言い聞かせたことがある。
でも、実際にやってみて分かった。
完全に切る必要なんて、どこにもなかった。
離れてもいい。
数週間、数か月、触らなくてもいい。
でも、
「もう二度と触らない」と決めなくていい。
狩りは、
今の生活に合わせて、
距離を変えられるものだ。
疲れているときは、遠くに置く。
余裕が戻ったら、少し近づく。
それだけでいい。
続けられる人って、
実は「離れ方」が上手い。
無理を感じたら、
ちゃんと距離を取る。
だから、
嫌いにならない。
だから、
また戻れる。
狩りとは、
一生続ける誓いじゃない。
生活の中で、
近づいたり、離れたりできる、
ひとつの居場所だ。
今は離れていてもいい。
でも、戻れる場所として、
心の片隅に置いておけばいい。
無理に続けなくていい。
でも、切らなくていい。
それが、
長く狩りと付き合っていく人たちが、
自然にやっていることだ。

▼ここまで来たあなたへ
正直に言うと、
ここまで読み進めた時点で、
あなたはもう「なんとなく読んだ人」じゃない。
狩りに対して、
どこかで引っかかりを感じて。
やめきれなくて。
戻りきれなくて。
それでも、ちゃんと考えようとしている。
その姿勢自体が、
もう十分すぎるほど、真剣だ。
だから、
ここから先も無理に決めなくていい。
今はただ、
「どの距離が一番削れないか」
それだけを基準にしてほしい。
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→ モンハン 復帰 きっかけ
まだ「やる気」じゃなく、
ただの気配しか残っていない夜に。 -
→ モンハン 飽きた 原因|それでも俺たちは、また狩りに戻ってくる
違和感の始まりから、
もう一度、順を追って整理したいときに。
今すぐ読まなくていい。
答えを出さなくてもいい。
「そういえば、あの文章があったな」
それを覚えておいてくれたら、それで十分だ。
狩りは、
白黒をつけるものじゃない。
続ける/やめる、の二択じゃなく、
距離を選び直すものだ。
ここまで来たあなたなら、
もう、その選び方を間違えない。
今日はここで閉じてもいい。
また気配を感じたら、
そのとき、静かに戻ってくればいい。


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