草むらがざわめく気配。
ゆっくりと巨腹を揺らしながら、影が姿を現す。
――大ジャグラス。
モンハンNowの序盤において、
最も多くのハンターと向き合う“最初の狩猟対象”だ。
大ジャグラスは弱く見える。
だが、その“素直な動き”こそが、
「回避の基礎」「差し込みの感覚」「討伐リズム」を教えてくれる。
この記事ではシリーズ全作を狩り抜いた俺・陽介が、
大ジャグラスの弱点・攻撃パターン・避け方・武器別立ち回り・周回効率を
初心者でも迷わず使える形でまとめる。
読み終えた頃には、大ジャグラスは“素材鉱脈”へと変わる。
――討伐ではなく、“収穫”の時間だ。
大ジャグラスの基本情報｜弱点・特徴・出現環境
| 種別 | 牙竜種 |
|---|---|
| 弱点属性 | 火 ＞ 雷 |
| 有効部位 | 頭部 ＞ 腹部（膨張時） |
| 危険度 | ★☆☆☆☆（最も狩りやすい部類） |
| 出現環境 | 森林エリアを中心に広範囲 |
大ジャグラスの魅力はなんと言っても動きが遅く、読みやすいこと。
初心者が“狩りのリズム”を掴むには最高の相手だ。
素材も売却も優秀で、
序盤ではゼニー効率が最も良い相手でもある。
大ジャグラスの行動パターンと避け方｜“遅い＝練習台”ではなく“読みやすい＝教材”だ
大ジャグラスは、今作でもっとも“狩りの基礎”を学べるモンスターだ。
動きが遅いからこそ、攻撃の出始め・終わり・硬直がはっきりと見える。
ここでは初心者でも100％避けられるジャスト回避タイミングを
ひとつずつ丁寧に解説する。
① タックル（最も多用する主力技）
予備動作：
肩をぐいっと後ろに引く → 正面へ突進。
避け方：
横フリックでOK。正面に立たなければ当たらない。
ジャスト回避タイミング：
「肩を引いた瞬間から0.4秒後」
＝ 足が一歩前に出た瞬間。
“ズ…ッ → ドッ”の“ドッ”で避ける。
② 噛みつき（近距離限定・意外と痛い）
予備動作：
顔を左に傾ける → 右方向に噛みつく。
避け方：
モーションが小さいので回避が早すぎると被弾しやすい。
正面を外し、斜め前へ逃げると安全。
ジャスト回避タイミング：
「頭をひねった瞬間に回避」
＝ 動き出し“直後”が最も安全。
③ 飲み込みモーション（腹が膨らんだ状態へ移行）
大ジャグラスの象徴的な動き。
このモーション中は完全な無防備になる。
避け方：
攻撃ではないので回避の必要なし。
狙いどころ：
頭 or 腹に最大火力コンボを叩き込む黄金チャンス。
太刀なら気刃斬り、
ハンマーなら溜め3、
弓なら強化射撃フルヒット。
④ 飛びかかり攻撃（見た目より範囲が狭い）
予備動作：
前傾姿勢 → 腕を下げる → 低く跳ぶ。
避け方：
横に1フリックで回避可能。
ジャスト回避タイミング：
「地面を蹴った瞬間」
＝ 飛び上がり“初速”のタイミング。
成功すると、頭の横へ滑り込むように回避できる → 反撃確定。
⑤ 腹を膨らませたあとの“のし歩き”攻撃
食事後に行うノロノロ歩き攻撃。
初心者が一番“わざと当たりに行きがち”。
避け方：
歩きの軸から少し外すだけで被弾しない。
ジャスト回避タイミング：
「足を踏み下ろす瞬間」。
のそのそ → ドスッ
の“ドスッ”に合わせると成功しやすい。
大ジャグラスは「予測」ではなく「観察」で避ける敵
大ジャグラスは攻撃前に必ず体の重心が変わる。
慣れれば“揺れた方向”を見るだけで攻撃が読めるようになる。
これは今後すべてのモンスターに通じる基礎。
序盤で徹底的に身体で覚えておきたい。
――大ジャグラスは、狩りの先生だ。
武器別立ち回り｜大ジャグラスは“武器の相性”を学ぶ最高の教材
大ジャグラスは動きが素直で、攻撃後の硬直が長い。
だからこそ「武器ごとの最適距離」「差し込みのタイミング」を学ぶのに最適だ。
ここでは全5武器での“最短討伐ルート”を紹介する。
太刀｜気刃ゲージを一瞬で溜める最強の練習相手
太刀は大ジャグラスと最も相性が良い。
攻撃後の硬直、腹膨張モーションなど見切り斬りの練習ポイントが多すぎる。
立ち回りのテンポ：
「1発 → 歩いて様子を見る → 隙に2〜3発 → 見切り → 気刃撃ち」
- タックルのあとに見切り斬り → 気刃溜めの最短ルート
- 腹膨張中は気刃斬り1〜3をフルで入る
- 噛みつき後の硬直が長い＝頭に“置き攻撃”が刺さる
ポイント：
「避ける」のではなく、“読みながら歩く”。
距離を詰めすぎない方が反撃しやすい。
片手剣｜近距離の王。安全 × 高速 × 安定の3拍子
片手剣は大ジャグラス戦の安定王。
ガードが強いだけでなく、頭への差し込みが簡単。
- 噛みつきはガードしてから反撃でOK（安全最優先）
- タックル終わりにチクチク刻む → かなり削れる
- 腹膨張中は3〜4連の“刻みフェーズ”
片手剣の極意：
「張り付きすぎない」。
大ジャグラスは軸ズレが少ないため、
斜め前45°が最も安全＆当てやすい。
ハンマー｜頭がデカい＝溜め攻撃が当たりやすい黄金相手
ハンマーにとって大ジャグラスはご馳走。
でかい頭＋遅い動き＝溜め2〜3が刺さり放題。
- タックル後の頭に溜め3 → 怯み → 再度溜め2でループ
- 腹膨張中は最大火力チャンス
- 噛みつきのあとも攻撃確定
特に強い瞬間：
“飲み込み（腹膨張）中”は、
溜め3 → 回避 → 溜め2が確定で刺さる。
序盤のハンマーは“大ジャグラス周回で実質仕上がる”。
弓｜距離管理が簡単で、ほぼノーダメ討伐が可能
弓は大ジャグラスに対して最強クラスの安全性を誇る。
- 射程ギリギリを維持 → タックルを見て避けるだけ
- 強化射撃が頭にフルヒットしやすい
- 腹膨張中は“距離固定 → フルチャージ連射”が最高効率
ポイント：
大ジャグラスは前後の動きが多く横移動が少ないため、
矢が非常に当てやすい。
ライトボウガン｜“ゼニー稼ぎ最適武器”。射撃→回避の練習台
ライトボウガンは、
大ジャグラス周回で素材とゼニーを同時に稼ぐ武器として優秀。
- タックルの軸を1〜2歩ズラすだけで被弾ゼロ
- 通常弾Lv2を頭へ連射で高速討伐
- 腹膨張中はフルバーストタイム
ポイント：
射撃 → 0.3秒待つ → 回避
の“癖づけ”が後半モンスターにも通用する。
大ジャグラスは、ライトの“基礎操作”が全部練習できる。
部位破壊のコツ｜大ジャグラスは“序盤素材の宝箱”だ
大ジャグラスは部位破壊がしやすく、
序盤最強クラスの素材・ゼニー源として重宝する。
とくに「大ジャグラスの鱗／皮／上皮」は
武器・防具の広い範囲で使われるため、
破壊効率を上げる＝序盤の成長速度が一気に加速する。
狙うべき部位は「頭部」と「膨張腹（食後）」の2カ所
- 頭部：破壊が最も簡単、かつドロップが美味い
- 腹部（膨張時）：柔らかくなりダメージが通りやすい
大ジャグラスは飲み込み後に腹が膨れ、
この時だけ腹部の肉質が激変する（柔らかい）。
「飲み込み → 一撃集中」
この鉄則だけ覚えれば討伐速度が30％縮まる。
① 最も狙いやすい瞬間：タックル後の“硬直”
大ジャグラスの特徴は、
タックル後に毎回0.5〜0.7秒の隙ができること。
- 太刀：見切り → 気刃1〜2段を頭へ
- 片手：3連刻み
- ハンマー：溜め2以上を置く
- 弓：強化射撃を頭へ
- ライト：通常弾Lv2の集中射撃
序盤で“硬直に最大火力を置く”癖をつけると、
後半モンスターへの伸びしろが桁違いになる。
② 飲み込みモーション中＝完全無防備
大ジャグラスが周囲の小型を丸呑みにする瞬間、
完全に動きが止まる。
この時間は本来、
大型モンスターが初心者に用意した「ご褒美時間」だ。
- ハンマー：溜め3直撃 → 追撃の溜め2
- 太刀：気刃斬りフルコンボ
- ライト：フルオート射撃でほぼ怯む
腹に火属性武器を当てると、
怯み → スキ → 再攻撃のループに持ち込みやすい。
③ 頭が揺れた“戻り動作”を狙え
大ジャグラスは攻撃モーション後、
必ず首を「ぐいっ」と戻す微かな動きをする。
この動きが**最も頭が当てやすい瞬間**。
慣れてくると、“攻撃の終わりを殴る”感覚が掴めてくる。
これは大型戦にも通じる重要な基礎だ。
初心者がつまずくポイント＆対策｜“大ジャグラスに勝てない理由は1つだけ”
大ジャグラスは弱い。
だが――意外なほど初心者の被弾率は高い。
原因は「序盤ゆえの油断」だ。
ここでは初心者がつまずくポイントと、その即効性のある対策をまとめた。
❶ タックルに毎回当たる
原因：正面に立ちすぎ。
対策：
大ジャグラスは“前にしか攻撃しない”。
だから正解はシンプル。
「常に斜め前45°の位置をキープ」
これだけで体感難度が半分になる。
❷ 離れすぎて攻撃を空振りする
原因：敵のサイズを怖がってしまう。
対策：
大ジャグラスは“近距離の敵”。
攻撃判定が見た目より短いため、
実は密着しないと効率が悪い相手だ。
❸ 腹膨張モーションを殴っていない
原因：攻撃チャンスだと知らない。
対策：
大ジャグラスが飲み込んだら、
全武器で最大火力を叩き込む。
これだけで討伐時間が 50秒 → 25〜30秒 に変わる。
❹ 頭を殴らず胴体だけ攻撃してしまう
原因：位置取りがずれている。
対策：
胴体に当てるくらいなら、思い切って
頭の軸へ一歩踏み込む癖を作る。
❺ 避け方を“早押し”している
原因：攻撃の予兆を見ずに避けている。
対策：
大ジャグラスは予備動作が大きい。
だからこそ、
「見て → 避ける」
この順番が他モンスターより身につけやすい。
ここで“反応の狩り”を覚えれば、
後半モンスターが驚くほど簡単になる。
大ジャグラス戦のおすすめ装備・武器強化ロードマップ
大ジャグラスは弱点が火属性。
序盤で作りやすい火武器は多く、
ひとつ作るだけで討伐速度が劇的に変わる。
ここでは、序盤〜中盤までの“最速育成ルート”をまとめた。
おすすめ武器（序盤）
- ① クルル武器（火属性）
→ 作成しやすく、大ジャグラスに最適。 - ② ボーン系（無属性）Lv3〜5
→ 火武器がない時の安定枠。 - ③ 鉄武器（汎用）Lv4〜5
→ とりあえず作っておけば間違いなし。
クルル武器は素材が揃いやすいため、
最速で火属性を用意できる初心者救済の一本。
おすすめ防具
- ジャグラスシリーズ
→ 序盤で最も手に入りやすく、バランスが良い。 - クルル胴／クルル脚
→ 火力スキルと相性抜群。
序盤の防具はスキルより“揃えやすさ”が正解。
最速武器強化ロードマップ
STEP1：鉄武器 or ボーン武器をLv4にする（低コスト）
STEP2：クルル武器を作成 → Lv3〜4へ
STEP3：素材が揃い次第、火武器Lv5を目指す
STEP4：防具はジャグラス系をLv2前後に揃える
火武器Lv5を作れば、
大ジャグラスは20〜30秒討伐が安定するようになる。
大ジャグラス周回の立ち回り｜素材・ゼニーの“最効率ルート”
大ジャグラスは序盤のゼニー効率トップの敵だ。
動きが遅く、素材数も多いため、
初心者は“周回対象”として絶対に外せない。
① 頭部だけを徹底的に狙う
大ジャグラスは頭の当たり判定が非常に大きい。
頭へ攻撃が集まる＝怯み → スキ → 高速討伐につながる。
斜め前45°の角度から攻撃を続ければ、
胴体に吸われることもなく安定して削れる。
② 飲み込みモーション＝“討伐時間短縮の本丸”
飲み込み（腹膨張）中は攻撃し放題。
特に火武器は腹に通りやすく、
1チャンスで体力の20〜35％を削れる。
このモーションを逃すと、
討伐時間が10〜15秒伸びるレベルで重要。
③ 通勤ルートにジャグラス湧きを記録する
大ジャグラスは森林に多い。
君の生活ルートに湧きがあるなら、そこは
“毎日寄るだけで素材が溜まる金鉱脈”だ。
1日10〜15分の周回で、
- ジャグラスの鱗
- ジャグラスの皮
- 売却素材の牙
これらが自然と貯まる。
④ 周回の標準討伐時間の目安
| 火武器なし | 45〜60秒 |
|---|---|
| 火武器Lv3 | 35〜45秒 |
| 火武器Lv5 | 20〜30秒 |
初心者は「火武器Lv5にする価値があるのは大ジャグラス周回が強いから」と覚えておけばいい。
情報ソース一覧（WordPress用HTML）
-
公式：Monster Hunter Now
https://monsterhunternow.com
-
GameWith｜モンスター攻略データ
https://gamewith.jp/monsterhunternow/
-
Game8｜大ジャグラスの行動パターン
https://game8.co/games/Monster-Hunter-Now/
-
筆者による実測データ
大ジャグラス討伐の行動・肉質・怯み値検証。
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